今を生きる〜突然、障がい者になった〜

何気なくリモコンをイジッてると、あるテレビ番組に心を奪われた。タイトルに記載した番組だ。健常者から、ある日、障がい者になる。その絶望は計り知れない。

彼は、事故によって胸から下の体が全く動かない。ヒップホップのダンスで全国優勝も果たしたという。それがダンスどころか通常の何気ない動作すらできなくなる。自分の体を呪った。周囲の目が気になることなんてなかった。それが街で、電車での移動で、あらゆる場所で好奇の目にさらされる。「慣れました」、不合理を耐えるのではなくて慣れる。その胸中たるや。

ただ、彼は現状を受け入れる。そして、前向きに物事を考える。目標は、車いすラソンでの完走。その前向きさが物事を好転させる。障がい者を支援する会社に就職。自動車免許を取得。一人暮らしの開始、素敵な彼女との出会い・・・たとえ、じゃくそう?が生じて入院生活に戻ったとしても慌てない。今の自分を受け入れて、精一杯生きるだけだと。そんな彼を友人や家族は支える。車いすラソン大会で完走できなかったとしても、彼の努力を見ようわざわざ駆けつけ応援する。そういう他者との心のつながりを、一生を終えるまでに持てない人もいる。その意味で、彼はもう素晴らしい人生を歩めていると言うこともできる。

彼は、つらい現状を受け入れ、前向きに物事を考えることができる、いや、必死でそう考えようとしているんだ。できるかできないかじゃない。そうしようとしているか否かだ。

えらい!!

現状を受け入れず、ジタバタジタバタ。五体満足(口内炎ができて痛いくらい)・心も調子がよい。そんな自分がそんなんでどうする?そう思いました。現状をきちんと受け入れ、前向きに物事を考える、考えようとする。ほんとに大事なことっぽいなー 口内炎ができた。これは食生活を改善しなさいというサインなんだと前向き?に考える。これで食生活が改善し、健康を維持できるんなら、今日口内炎ができたことはプラスにつながるものなんだって、こんなちっちゃいレベルからやってく。