二人の高校生

あれは昨年の今頃だっけか?もうちょっと寒かった頃だっけかな?愛知県美術館の前の歩道を歩いてたら高校の学ランを着ていた二人組の男たちが漫才の練習してた。

その前を通り過ぎようとすると、「おいおい!!俺がお持ち帰りしたのは味仙の台湾ラーメンだよ!!ども!!ありがとうございました!!」っていうオチが聞こえてきた。僕は、「おいおい!!なんちゅうオチだ・・・てか、一体どうやったらそんな展開になるんだ?そもそも味仙の台湾ラーメンってお持ち帰りなんてできんのか??味仙には足繁く通ったけど、そんなお持ち帰りした人見たことないよ!!仮に、お持ち帰りできるとしても、そのオチにみんな、へ〜そうなんだぁ〜って思うだけで笑いがおきることってあるのか?オチにかなりの問題があると言わざるを得ない」などなど色々なことを考えました。ただ、僕も去年は大変だったから、そんなんにかまっとる暇なんてないよって感じで止まらずに通り過ぎ去ろうとしました。

しかし、、、次の彼らの言葉で僕はマジ止まりしちゃいました・・・彼らは自信たっぷりに「問題は時間なんだよな〜ほんと」と言ってました。。。ピタってなりましたよ、さすがに!!え!?ウソでしょ!!いや、違うから問題はそこじゃないから!!って思いました。問題はどう考えてもオチでしょう!!百歩譲って時間に問題があったかもしれない。だけどさ、その時間の問題もオチさえ変えれば解決するんじゃないの??そうすれば、僕が問題としてるオチ、君らが問題としている時間とが丸く収まるんじゃないのかい?って思いました。そのことを言おうとしましたけど、止めました。失敗から学ぶことは大きいからだ。若いときって問題の所在に気付かないんだよね。でも、失敗を繰り返すことによってそのことに気付けるようになるんだ。彼らの成長をじゃましちゃいけない。そう思いました。

彼らの失敗を恐れない度胸と自信が欲しいんす。。

あれから一年くらい経つのか〜と思うとセンチメンタルな気分になりました。ちゃんちゃん。。。