羽生さん

最近、法律に関連する本じゃないのを読むようになってきてるけど、今、羽生さんの「結果を出し続けるために」を読み終わった。なんとなく本屋さんで目についたのを購入してしまった。んで、読み終わった感想だけど、羽生さん特有の感覚的なものをなんとか言語化したものであって抽象的なことがやや多いものの、分かりやすく書かれてました。日々新しい戦法が編み出されては消えていく、動きの激しい将棋界。そんな厳しい状況の下で、結果を出すという問題に対する羽生さんなりの答えが本書に示されており、面白かったかな。特に、「自分の状況や環境、時代の流れを読んで、未来を切り拓いていく力を身につけるためには、羅針盤が効かないような状況に極力身を置くことではないか」との指摘は、自分の決断をそっと押してくれたような気がしたよ。今後、東京でどんな生活が来るのかさっぱりわかんないけどもがいてもがいていかなきゃダメなのは確実だしね。羅針盤がないような状況でもがくことが自分を成長させると信じよ・・・「元々、絶対的な安全や保証はありません。一〇年先のことを考えると、一番保守的な指し方や作戦は、一番悪い選択のはずです。」。。。10年後、自分は一体どうなってるんでしょう・・・そのための準備を今はちゃんとしなきゃね・・・