仕事

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』クレイトン・M・クリステンセン ジェームズ・アルワース カレン・ディロン を読み返しています。とても示唆に富む考えが詰まっていると思います。報酬,地位などの衛生要因を満たしたとしても,「仕事に不満がない」となるだけであり,「仕事に満足している」とはならない。しかも衛生要因が欠けると即座に「仕事に不満がある」ことになってしまう。「仕事に満足している」といえるために必要なのは動機付け要因。そして,それは感謝された体験など仕事そのものから生じるものである。動機付け要因と衛生要因を明確に区別することが重要です。最近,仕事への充足感というものを考えています。事務所経営していると,つい報酬や利益を考えすぎてしまいます。衛生要因ばかり考えて,動機付け要因を考えない。すると「仕事に不満がない」というレベルに自分が陥り,「仕事に満足している」ことまでつながらない。自分への不信感が生じてきます。疲れてきます。動機付け要因を考えてみても,はたして自分の提供するサービスに自分自身がどれだけ納得しているのか,法律相談が終わった際,充実感をどれだけ感じられているのか・・・もっと頑張らんとかん。