坂本さん。あんたはすごいよ!

龍馬伝をみました。世間様の例にもれず、えふも龍馬伝にハマッております。基本的に大河ドラマはみない方ですが、利家とまつ以来のはまりっぷりです。

大河ドラマや歴史を題材にする場合には、どれだけ史実に忠実にそって制作されるかがポイントになるんでしょう。ゆえに、今回の龍馬伝がどれだけ歴史的史実にそってるか疑問視する向きもあるにはあるようです(作品中の山内容堂の年齢とか)。

しかし、百年単位の歴史をわずかなドラマで表現することは、どだい無理ってなもんです。龍馬伝にはそんな些細なことを吹き飛ばす演者の演技力やカメラワークなどの抜群の表現力があると思います。山内容堂を演じている人の演技すごいもんね。個人的には岩崎弥太郎を演じている人と高杉晋作をやっている人が見事でしょう。ハマリ役といいますかね。

坂本さんがどんなことをしたかなどの歴史は、あんまりわかりません。坂本さんが1866年に薩長同盟を成立させたっていう程度で、しかも、これも増田こうすけ先生のギャグ漫画日和という名作の中で面白い語呂合わせがあったていう程度です(具体的には、いや〜[18]、ム[6]キム[6]キになっちゃいましたよ、薩長同盟。これだと、1800年代の歴史の語呂あわせがほとんど、いや〜[18]から始まる)。

そうはいっても、この時代の歴史には写真があるから楽しめます。こんな人だったんだって思えるのです。聖徳太子あたりがこんなんしましたよ!どうですか、みなさんって言われても、えふはシーン。だけども、聖徳太子の写真なんかあろうもんなら、一気に興味がわいてきます。つまり、リアリティーがえふは欲しいんですね。現実。だから、どっちかというと大きな出来事ではなくて、神戸から長崎まで歩いてたのかなーとか、坂本家金あったっていうけど、送金とかどうしてたのかなーっていう現実的なことが気になってしまいます。

龍馬伝。欠かさずにみるべきだ。