拉致問題〜一向に見えぬ道筋〜

ある日突然、娘がいなくなる。どれだけ歩いたのだろう。どれだけ叫んだだろう。
想像すると胸が苦しくなる。

今、元工作員の方が日本に来られて拉致被害者の家族と会っている。新たな情報をつかむために藁をもつかもうとするご家族の心中は察するにあまりある。

しかし、この元工作員ジェット機を爆破したことを忘れるわけにはいかない。また、元工作員から情報をしぼれるだけしぼりとってるだろうから、新情報がでるわけがない。元工作員が日本に来ることに何の意味があるのか疑問だ。

工作員が手料理を出すか否かが注目される、なーんて報道していたワイドショーがあるけど、それって大事なのか。

もっとも、報道機関には伝えることができない情報もあることは承知しているので、本当にそれがあるならば、意味のある来日だと思うし、こっちも騙されてもかまわない。ただ、「旅行したい」という彼女の言葉に本音がすけてみえてしまい、失望してしまう。

この問題が早晩、解決されることを祈ってます。